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おい、そこに何が見える?


あ、何って決まってるだろ


は?


星だよ星。スター。おほしさま。ほら、なんか願っとけ。流れ星は無いけど


無病息災団欒家族


・・・今なにか愉快なことを言ったか?


いや、俺は真面目なことしか言わない。


そうか・・・ならいい


そんなことよりお前は何か願いをかけたのか?


俺か?俺は・・・


分かったぞ、制服の征ふkぶbげろどgぉ


死ね、一度死ね


三度死んだ。もう十分だ


ならあと二十回ほど追加だ


それは痛いからやめてくれ


ならあの星とどっかいってしまえ


どっかってどれくらいだ?


そうだな・・・数光年先・・・いや、数十光年先にしてくれ


やけに微妙な遠さだな。数百光年じゃなくていいのか?


あぁ、それじゃぁ遅すぎる


は?何が遅いんだ?


数百年後に俺が生きている自信は無い。


俺も間違いなく無理だ


いや、お前はほら、アインシュタインのなんたらっつぅ・・・


やめろ、馬鹿が移る喋るな死ね生きるな死ね何が幼なじみとラブラブだツンデレだテラモエカワスだ馬鹿言ってんじゃねぇ


一度死ね、そして落ち着け


俺は二十三回死んだ、そして万事落ち着いている


そうか、初耳だ


あぁ、お前に始めて言ったんだから初耳で当然だ


・・・やっぱり数百光年にしてくれ、戦場なんかじゃなくてむしろ数万光年先へ旅立ちやがれ





  ・・・数十光年先なら。例え無理でも、どんなに難しいことでも、光の速さで動くことさえ出来ればさ、またお前に会えるじゃねぇかよ





  そして彼は戦場へ行き、自らの使命をまっとうさせ、散った



  
  俺らの最後の会話は、こうだった



「・・・じゃぁ、『また』会おう」


「そうだな・・・『数十光年先』でまた会おう」


「・・・あぁ、『数十光年先』に、また、だ」


「おう。願わくば、お前に『無病息災団欒家族』がありますように」


「・・・意味わかんねェ」



  最後に俺は、アイツにどんな顔をしていたのだろうか


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2005.11.30 / Top↑
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